【名言名句の辞典】3人間 > 人間とは何か?
弱き者よ汝の名は女なり

【名言名句】
弱き者よ汝の名
は女なり
【解説】
悲劇『ハムレット』に出てくる有名なせりふである。愛に翻弄されて、自らの信念や真実を貫くことのできない母ガートルードに対して、ハムレットがいった言葉。
母の女としてのあわれさ、哀しさへの非難がこめられたせりふだが、日常会話の中ではもっと軽い感じで、女性のかよわさを表現するときに使われている。
【作者】シェイクスピア
【生没年】1564~1616
【職業】イギリスの劇作家
【出典】『ハムレット』
【参考】「生きるべきか、死ぬべきか」で有名な『ハムレット』はシェイクスピアの四大悲劇の一つで、一六〇〇~〇二年に書かれたといわれる。シェイクスピア三十代後半の作品ということになる。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「名言名句の辞典」 JLogosID : 5450269 |