【故事ことわざの辞典】人間 > 思慮分別
葦の髄から天井を覗く
【よしのずいからてんじょうをのぞく】

【解説】葦の茎の細い管を通して天井を覗いたのでは、わずかな部分しか見ることができない。そこから、狭い知識や経験で大きな問題を判断するたとえ。
▼「よし」は水辺に生える草「あし」の別名。
【類義語】貝殻で海を測る。鍵の穴から天を覗く。管を以て天を窺う。針の穴から天を覗く。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5552867 |