【故事ことわざの辞典】人間 > 才能や力量
百貫の鷹も放さねば知れぬ
【ひゃっかんのたかもはなさねばしれぬ】

【解説】百貫もの大金を払って手に入れた鷹であっても、空に放して獲物の鳥を捕らせてみなければ、それだけの値打ちがあるかどうかはわからない。人間の場合も、実際に仕事をさせてみなければ真価はわからないというたとえ。
▼「一貫」は一文銭千枚。
【同義語】逸物の鷹も放さねば捕らず。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5552399 |