【故事ことわざの辞典】人間 > 思慮分別
一つ余って大津へ戻る
【ひとつあまっておおつへもどる】

【解説】道中|双六では京を一つ行き過ぎれば、手前の大津まで戻らなければならない。それと同じで、すべてやり過ぎるのはよくないというたとえ。
▼双六の東海道五十三次は江戸から京まで順に進むが、さいころの目が多く出て京を通り過ぎるとその分だけ戻る。一つ多いと、京の一つ手前の大津に戻ることから。
【類義語】過ぎたるは猶及ばざるが如し。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5552313 |