【故事ことわざの辞典】人間 > 資質や人格
桃李言わざれども下自ら蹊を成す
【とうりものいわざれどもしたおのずからけいをなす】

【解説】桃や李は美しい花を咲かせ、うまい実を結ぶので、何も言わなくても人が集まって自然に小道ができる。同様に、徳のある立派な人物のもとには、招かなくても大勢の人が慕い寄るものだということ。
▼「蹊」は小道。
【出典】史記。
【類義語】徳孤ならず。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5551849 |