【故事ことわざの辞典】人間 > 気持ちや心理
断腸
【だんちょう】

【故事】故事【解説】あまりにも悲しく、辛いので腸がちぎれるほどだということ。
▼猿の子を捕まえて舟に乗せたところ、百余里も母猿が岸ぞいに悲鳴をあげながら追いかけ、ついに舟に飛び込んだが死んでしまった。その腹を裂いてみると腸がずたずたにちぎれていたという中国の故事から。
【出典】世説新語。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5551659 |