【故事ことわざの辞典】人間 > 家族や家庭
兄弟牆に鬩げども外其の務りを禦ぐ
【けいていかきにせめげどもそとそのあなどりをふせぐ】

【解説】ふだんは兄弟|喧嘩をしていても、外部から一家の者が侮辱を受けた時は一致協力して対抗するという意味。
▼「牆」は垣根、「鬩ぐ」は争うこと。「牆に鬩ぐ」は垣根の中、つまり家の中で争うという意味。「務」は「侮」のこと。
【出典】詩経。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550971 |