【故事ことわざの辞典】世間・世の中 > 世渡り
商人と屏風は直ぐには立たぬ
【あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ】

【解説】まっすぐに伸ばした屏風が倒れるように、正直一方の商人は商売を繁盛させることができないということ。屏風は稲妻形に折り曲げれば立つが、商人も自分の感情を殺し、筋を曲げてでも客に合わせる必要があるという意味。
【同義語】商人と屏風は曲がらねば立たぬ。人と屏風は直ぐには立たぬ。
【類義語】曲がらねば世が渡られぬ。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550036 |