【故事ことわざの辞典】人間 > 恋や愛
秋の扇
【あきのおうぎ】

【故事】故事【解説】夏の間は大切にされた扇も、秋になれば顧みられなくなる。そのことから、愛されなくなった女のたとえに使う。さらに、必要がなくなった物をたとえる場合もある。
▼中国|前漢の成帝の寵愛を失った班UNI(5a55)UNI(59a4)が自分の身を秋の扇にたとえて詩を作ったという故事による。
【同義語】班女が扇。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550031 |