MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

標準治療病名 > 耳鼻咽喉科

声帯ポリープ
【せいたいぽりーぷ】

Vocal Cord Polyp

 呼吸をする時に、空気は気管を通って肺へ流れ込んだり逆に肺から気管を通って吐きだされたりしますが、声帯はその出入り口の働きをしています。左右の声帯はいわゆる門であり呼吸の時には開き、息を止めたり気張ったりする時には閉じています。声を出す時にも声帯は閉じており、その細い隙間を空気が通過していく時に声帯が振動し、声がでます。声帯にポリープができると(通常は片側だけ)声帯の振動が不規則になったり息もれが生じたりするため声がかれてしまうのです。
 声帯ポリープは厳密には腫瘍(しゅよう)ではなく循環障害や機械的刺激による声帯粘膜の損傷から生じた炎症性の腫瘤(しゅりゅう)と考えられています。炎症は声の酷使によって増長されるため声を使う職業や生活習慣をもつ方(歌手、教師、セールスマン、バスガイド、電話オペレーターなど)に多くみられます。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035478

関連電子書籍

私を救う医者はどこ?
【著者より】病の恐れをひとり抱えている時、身内に重病の患者が出た時、あなたは何を頼りにしますか。特効薬?最新設備の病院?何より大切なのは、あなたの決断を親身になってサポートする医療判断医なのです。…

【辞典内Top3】 感冒様症状  併診  粘稠性  
【関連コンテンツ】

関連辞書

薬局にあるクスリ辞典 東洋医学のしくみ 

関連書籍

 寺下医学事務所「標準治療」

出版社:日本医療企画[link]
編集:寺下 謙三
価格:5,142
収録数:1787疾患
サイズ:21.8x15.6x6.6cm(A5判)
発売日:2006年7月
ISBN:978-4890417162

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト