MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

標準治療病名 > 皮膚科

カンジダ症
【かんじだしょう】

Superficial candidiasis of the skin

 カンジダはカビ(真菌)の一種で、菌糸(カビの一部が伸びて糸状に見えるもの)を形成する分芽菌(酵母など球状のカビ)という真菌の仲間です。カンジダに属する真菌には100種類の菌種が知られていますが、人から見つかったものには約7種類があり、そのうち確実に人に病気を起こすものはカンジダ・アルビカンス(C. albicans)です。しかし最近は、カンジダ・アルビカンス以外のカンジダによる感染症も増えています。内臓にみられるカンジダ症は悪性腫瘍やAIDSなど、免疫力が低下した患者にみられることが多いのですが、皮膚に生ずるカンジダ症は全身の要因ではなく、皮膚を不潔にしたり、ステロイドを使用したなどといった局所の要因によって発症することが多いようです。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035328

関連電子書籍

私を救う医者はどこ?
【著者より】病の恐れをひとり抱えている時、身内に重病の患者が出た時、あなたは何を頼りにしますか。特効薬?最新設備の病院?何より大切なのは、あなたの決断を親身になってサポートする医療判断医なのです。…

【辞典内Top3】 感冒様症状  併診  粘稠性  
【関連コンテンツ】

関連辞書

薬局にあるクスリ辞典 東洋医学のしくみ 

関連書籍

 寺下医学事務所「標準治療」

出版社:日本医療企画[link]
編集:寺下 謙三
価格:5,142
収録数:1787疾患
サイズ:21.8x15.6x6.6cm(A5判)
発売日:2006年7月
ISBN:978-4890417162

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト