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標準治療病名 > 消化器

胆石症
【たんせきしょう】

Gallstone

胆石症

 肝臓から分泌された胆汁(たんじゅう)は、胆管と呼ばれる管を通って腸へ運ばれます。胆嚢(たんのう)は、この途中に付属している袋状の臓器で、胆汁を一時的に溜めて濃縮しておき、口から食べた食物が十二指腸へ送られたとき、これを感知して収縮し胆汁を腸へ分泌します。胆汁は、脂肪の消化を助けています。
 胆石症とは、この胆汁が存在している胆嚢や胆管にできる石を総称していい、それぞれ部位により、胆嚢結石症、総胆管結石症、肝内結石症と呼ばれます。一般には胆嚢結石が多いため、胆石症といえば胆嚢結石症をさすことも多くあります。胆石は、主たる成分により、コレステロール系石、色素系石などがありますが、石ができる成因はともかく、胆嚢や総胆管結石では、種類によって治療法が大きく変わることはありません。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035125

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編集:寺下 謙三
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