【福武国語辞典】な行 > ね・
練る
【ね・る】

他五/自五
【一】(他五)【1】固いものや粗いものを、こねたりたたいたりして、柔らかくむらがない状態にする。【ア】こねまぜて、また、火にかけてこね、適当な固さにする。「餡(あん)を―」「小麦粉を―」【イ】焼いた金属をのばしたり、固めたりする。「刀を―」【ウ】絹を灰汁(あく)などで煮て柔らかくする。「絹を―」▽【ア】は「煉る」、【イ】は「錬る」とも書く。【2】(学問・技術・計画・文章・精神などが)さらによくなるように努める。「構想を―」「心を―」【二】(自五)列をつくって、ゆっくり歩く。「祭りの行列が、町を―」▽「※る」とも書く。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705278070 |