【福武国語辞典】た行 > つ・
突く・▽衝く
【つ・く】
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他五
【1】〔突く〕細長いもの、先のとがったものを使って、勢いよく力を加える。【ア】先のとがったもので、一点を刺す。「過って針で指を―」「敵のやりで―・かれる」「意気、天を―(=意気が盛んだ)」【イ】(ひゆ的に)心や感覚を強く刺激する。「悪臭が鼻を―」「いかりが胸を―」【ウ】細長いものの先で強く打つ。「鐘を―(=打ってならす)」「判を―」「米を―」「もちを―」【エ】押すように強く打つ。「羽根を―」「まりを―」▽【ア】【イ】は「衝く」、【ウ】で、鐘の場合は「撞く」、米やもちの場合は「搗く」とも書く。【2】〔突く〕細長いものの先を当てて、ささえにする。「つえを―」「机にひじを―」「手を―・いて謝る」【3】〔衝く〕あるものを鋭くせめる。攻撃する。「相手チームの弱点を―」「問題の核心を―」「敵の不意を―」「虚を―・かれる」【4】〔衝く〕障害をものともしないですすむ。「試合は風雨を―・いて行われた」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705214630 |