【福武国語辞典】た行 > たい
大衆文学
【たいしゅうぶんがく】

多くの読者の興味を満たすよう、わかりやすくおもしろく書いた小説。時代小説・恋愛小説・ユーモア小説・推理小説・伝奇小説などを含む。大量に売るための通俗化や、古い道徳を賛美する傾向に問題があるが、民衆の欲求や心の動向をとらえて描く文学としての意義はある。戦後は純文学と大衆文学との境界があいまいになってきた。↓純文学・中間小説
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705179370 |