【福武国語辞典】あ行 > あた
当たり
【あたり】

名/接尾
【一】(名)【1】ぶつかること。「―による衝撃」【2】希望・予想のとおりになること。命中。的中。「―を取る(=ねらいどおり成功する)」「一等賞の大―」【3】接触・応対などの感じ。「―がある(=釣りで魚がえさをつつく)」「人―がいい(=応対がじょうずだ)」「―をつける(=試した感じにより見当をつける)」【4】野球の打撃。「大きい―」「―がとまる」【5】囲碁で、次の一手で相手の石がとれる局面。【6】「する」という語を忌み嫌って用いる語。「―箱(=すずり箱)」「―鉢(ばち)(=すり鉢)」「―め(=するめ)」【二】(接尾)【1】…に対しての割り当て配分。「一日―」「一アール―の収穫量」【2】人体への害。「食―」「暑気―」▽【2】は「中り」とも書く。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704858570 |