【福武国語辞典】あ行 > う・
浮く
【う・く】

自五
【1】水底や地面から離れて、水面や空中に上がる。また、水面・水中・空中にただよっている。「水面に泡が―」「人体が宙に―奇術」「空に―雲」{対}沈む【2】表面に現れる。「額に汗が―」【3】しっかり固定されているべきものが、ゆるくなったり、もとから離れたりする。【ア】ぐらつく。ゆるむ。「歯が―」「釘(くぎ)が―」【イ】うきうきする。「心が―」「―・かぬ顔」{対}沈む【4】予定していた時間や金について、余裕や残りが出る。「節約の結果二千円―・いた」【5】〔「ういた」の形で〕男女関係についての落ち着きがない。「―・いたうわさ」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704887970 |