【福武国語辞典】あ行 > いた
至る・▽到る
【いた・る】

自五
【1】ある場所・時間・状態に行き着く。【ア】到着する。「パリを経てロンドンに―」「今日に―まで」「事ここに―・ったからは」【イ】やってくる。「好機―」【2】場所・時間がある範囲に及ぶ。「関東から東北に―地域」「夕方から深夜までに―会議」【用法】否定形の「至らぬ」「至らない」は、「到達しない」という意味以外に、「至らない者」のように、「注意がゆきとどかない」「未熟である」という意味にも用いられる。{参考}地図などに見られる「至京都」は「京都に至る」の意。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704874150 |