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福武国語辞典あ行 > あが

上がる・挙がる・揚がる・▽騰がる
【あが・る】

自五/他五

【一】(自五)【1】上のほう、高いほうへ移る。【ア】〔上がる〕もとの位置から上のほうや高い所へ移る。「階段を―」「屋根に―」「部屋に―」「舟から―(=陸上に移る)」「ふろから―(=湯から出る)」{対}降りる下がる 【イ】〔挙がる〕手が高い位置に移される。「わかった人の手が―」【ウ】〔揚がる〕地上から離れて空に高くみられる。「花火が―」【エ】〔上がる〕(血が頭に上がる意から)ふだんの落ち着きを失う。「試験場で―」【オ】〔上がる〕お上(かみ)(=神・天皇や官吏など)や上位者のほうに、ものが移る。「都に―」「時代(=神のいる昔の意)を―」「田から―物(=官に納められる物、収穫物)」「貸家から家賃が―」【カ】〔上がる〕神社・仏閣・仏前に物が供えられる。「神棚に灯明が―」【キ】〔上がる〕「行く」「たずねる」の謙譲語。「お見舞いに―」【2】〔上がる〕もとの程度・価値が高まった状態になる。「温度が―」「値段が―」「気勢が―」「風采(ふうさい)が―」「大学に―(=進学する)」「課長に―(=昇進する)」「能率が―」▽値段には「騰がる」、「名声」や「意気」には「揚がる」も使う。【3】〔挙がる〕かくれていたものが知られる。【ア】世間に名が知られる。「名が―」【イ】見つけ出される。「証拠が―」【ウ】犯人がつかまる。「ついに犯人が―・った」【4】〔上がる〕一つの結果が得られる。物事の段落がつく。終わりとなる。「すごろくが―」「経費が安く―・った」「雨が―(=降りやむ)」「バッテリーが―(=電力切れとなる)」「仕事が三日で―」【5】〔揚がる〕揚げものができる。「てんぷらが―」【6】〔騰がる〕馬がはねる。【7】〔上がる〕〔動詞の連用形について〕ある状態の程度がきわまっていることを強める。「寒くて震え―」「縮み―」「のぼせ―」【二】(他五)〔上がる〕「食う」「飲む」「(タバコを)吸う」などの尊敬語。「むぎ茶を―・りますか」「遠慮しないで―・ってください」




ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄)
「福武国語辞典」
JLogosID : 704853700


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