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プッタネスカ
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「娼婦風」。風変わりな名前の多いイタリアのパスタソースの中でも、ダントツはこれだろう。黒オリーブケイパーアンチョビが入ったトマトソースで、ニンニクの香りもきいている。そのどこが娼婦風かといえば、諸説ある。最も信頼できそうなのは、1950年代にイスキアの芸術家エドゥアルド・コルッチが遊び心で命名したという説。だが、それがもっと色っぽい話に広がっていく。

トマトの赤とオリーブの黒が娼婦を思わせるとか、ケイパーの香味が軽い刺激を感じさせるからとか、あるいは客をもてなすのに忙しいナポリの娼婦が、手もとにある保存食だけで手軽に作れたからという説もある。南イタリアでは昔からポピュラーソースだったというが、名前のおかげで一躍人気となった。パスタスパゲッティを使うのが一般的。


東京書籍
「イタリアン手帳」
JLogosID : 14820744


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イタリアン手帳

イタリアンレストランでメニューを見るときやイタリア料理のレシピを読むとき、とにかく1冊手元にあれば困らない手帳型イタリア料理図鑑。

【この辞典の書籍版説明】

「イタリアン手帳」岸 朝子

イタリアンレストランでメニューを見るときやイタリア料理のレシピを読むとき、とにかく1冊手元にあれば困らない手帳型イタリア料理図鑑。

出版社: イタリアン手帳[link]
編集: 岸 朝子
価格:1512
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ISBN: 978-4487804054