ティンバッロ
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【イタリアン手帳】 前菜 >
白い皿の真ん中に、かわいらしい円筒型。前菜でよく見る一皿だが、では、これはなんという料理? 実はこの、型に詰めて抜いて形を整える料理は、名称が特に決まってはいないらしい。タンバリンの形に抜くからTimballo(ティンバッロ)、それが小さければTimballino(ティンバリーノ)、抜き型のセルクル(cercle=仏語)で整形するからセルクル仕立て。テリーヌ型で作るならテリーヌ(=仏語Terrine。伊語はTerrina(テッリーナ))、焼き物の場合はSformato(スフォルマート)という名称もよく使われる。
見た目も味も楽しいのは、料理を少しずつ層に重ねたものだろう。写真は、下にナスのマリネ、真ん中にラディッシュやブロッコリーを混ぜたライスサラダ、その上にナスとトマト、ズッキーニ、パプリカのカポナータを重ねた。バルサミコ酢とバジルの2種類のソースで、何通りも楽しめる。
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【この辞典の書籍版説明】
「イタリアン手帳」岸 朝子 |
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イタリアンレストランでメニューを見るときやイタリア料理のレシピを読むとき、とにかく1冊手元にあれば困らない手帳型イタリア料理図鑑。 |
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