くるまえび
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【すし手帳】 えび・かに >
この紅白だんだら模様の、ハッとするほどの美しさはどうだろう。近ごろはやりの躍り(生食)では、これほどの華やかさはとても望むべくもない。活きえびを茹でてから氷水で冷ます、江戸前の仕込みだからこその色。色ばかりでなく甘さも香りも、生に比べて一段と濃く、深い。
クルマエビはイセエビと並んで、日本人に最も親しまれているえび。体長5㎝内外をさいまき、10㎝ほどをまきと呼び、すしには普通、まきを用いる。ミソも一緒に握ることが多いから、苦手な人は申し出て取ってもらうといい(写真はミソつき)。
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【この辞典の書籍版説明】
「すし手帳」坂本一男 |
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お寿司屋さんに入る前に,旬のネタ,通のネタを完全予習! 握りの写真,素材の魚についての解説,薀蓄,旬,姿写真,主産地,英語名など,すし通のための完璧なデータがつまった革装手帳。 |
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