赤坂 涵梅舫
【あかさか かんめいほう】
【東京五つ星の中国料理】 宮廷料理 > 港区
皇帝への献上料理として発展した北京の宮廷料理は、不老や美容など医食同源に基づいた栄養価の高い食材を使い、盛り付けや食器にも贅を尽くすのが特徴で、中国料理の極致といっても過言ではない。化学調味料は用いず、調味料さえも最小限に抑えて素材の持ち味を生かしきる。そんな一品一品に中国食文化の奥深さを実感する人も少なくないだろう。
厨房を預かる料理人の顔ぶれは錚々たるものだ。鄧小平や胡錦濤など歴代主席に料理を供してきた朱慶東さん、中国料理大会の金メダリストで昭和天皇の晩餐も担当した崔玉芬さんなど、中国国家認定の高級料理技師が腕をふるう。
予算が許せば、ぜひ国賓コースを味わいたい。宮廷風フカヒレ姿煮、特製スープの鮑煮込み、北京ダックと代表料理が勢ぞろいして、気分はまさに始皇帝か西太后――。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京五つ星の中国料理」岸 朝子/選 |
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東京を代表する福臨門、全聚徳、銀座楼蘭、赤坂離宮、横浜中華街を代表する聘珍楼、萬珍樓、招福門など、素材と伝統の技が冴える中国料理の老舗、名店を岸朝子が厳選。いまだかつてなき中国料理店ガイドブック。 |
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出版社:
東京五つ星の中国料理[link] |