▼ハナサキガニはカニにあらず
【】
【旬のうまい魚を知る本】 >
ハナサキガニの語源には2説ある。一つは花咲半島(根室半島の旧名)で多く水揚げされるからという説。もう一つは、甲の突起が花が咲いたように見えるからという。
ハナサキガニが正確にはカニではないといったら、多くの人が驚くかもしれない。カニの仲間はハサミをいれて5対、10本の脚を持つ。ケガニやズワイガニを手にしたときに数えてごらんなさい。ちゃんと10本の脚がある。ハナサキガニは左右に4本ずつで8本しかない。そのためハナサキガニはカニ類ではなく、ヤドカリの仲間に分類されている。ちなみに「カニの王様」と称賛されるタラバガニも脚が4対しかなく、ヤドカリの仲間。カニ好きの女性諸君! あなたがたは実はヤドカリ好きなんですよ。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「旬のうまい魚を知る本」東京書籍 |
|
季節別旬魚の解説,全国地域別旬魚カレンダー,代表的漁港マップに加え,魚の構造や通の食べ方などのコラムも充実。鮨屋,レストランなどで魚を語れる人になるためのバイブル。 |
|
出版社:
旬のうまい魚を知る本[link] |