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伝染性単核球症
標準治療

 発熱、咽頭炎などに伴い血液中に異常リンパ球が出現する疾患ですが、感染性を示すことから伝染性単核球症と呼ばれます。エプスタインバー(epstein-barr:EB)ウイルスの感染症であり、思春期に好発します。このウイルスは、通常、口や気道から感染し、アメリカでは大学でしばしば流行したことから「キス病」と呼ばれたこともありました。Bリンパ球がこのウイルスに感染すると活性化され、増殖をしますが、この感染したBリンパ球を除くために反応して増加したキラーTリンパ球こそが、末梢血に出現する異常リンパ球の本態です。乳児、小児では軽症、不顕性感染が多いとされています。

  

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