MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

1件Hitしました

1から10件/1件中

十年一剣
四字熟語の辞典

永年、苦心して武を練り、機会を狙うたとえ。「十年一剣を磨く」という。頼山陽がこの句を詩に用いてから、わが国では、相手を討つために武芸を練る意となった。彼の”川中島合戦”の詩「鞭声粛粛夜河ヲ過ル、暁ニ見ル千兵ノ大牙ヲ擁スルヲ。遺恨ナリ十年一剣ヲ磨ク、流星光底長蛇ヲ逸ス」は、現在”詩吟剣舞”で有名。上杉謙信(不識庵)の国民的人気に、この詩が特に人口に膾炙した所以がある。
『古文真宝前集』。

  

             × 閉じる

収録辞書全リスト