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手舟状骨骨折
標準治療

 スポーツや交通事故などで転倒し、手関節を過度に背屈され、軽く撓屈(とうくつ:へっこむこと)させられた時に発生する骨折です。この骨折は初診時の診断が非常に難しく、捻挫(ねんざ)として治療されることが多く、その治療開始の遅れが、遷延(せんえん)治癒(治癒が長びいて遅れること)、仮関節(骨がつかないこと)の原因となりえます。そのため本骨折は見逃されやすく、また栄養血管が限定されているため骨が癒合しにくい骨折の1つにあげられます。発生頻度は手根骨(しゅこんこつ)骨折で最も多い外傷です。

  

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