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▼食卓でよく見かけるのはヤマトシジミ
旬のうまい魚を知る本

シジミの名前は殻の表面に縮んだような模様があり、「チヂミ」から転じたと思われる。単にシジミといえば、ヤマトシジミ、マシジミ、セタシジミの3種類のうちのどれかを意味する。もっとも多く消費されるヤマトシジミは、海水がはいりこむ湖や潟(かた)に多い。マシジミは淡水の河川に生息する。セタシジミは琵琶湖から流れる瀬田川で多くとれる淡水性で、シジミのなかでももっとも味がよいとされる。ただし漁獲量が少ない。われわれにもっともなじみ深いヤマトシジミの産地としては、宍道(しんじ)湖(島根県)や十三(じゅうさん)湖(青森県)があり、いずれも「ここのシジミが一番」と自慢するのはもちろんである。

  

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