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▼ボウアナゴ漁は日が暮れてから1時間が勝負
旬のうまい魚を知る本

男鹿市船川港の漁師・澤木長勇さんがボウアナゴ漁の取材を快く引き受けてくれた。
「漁には高さ50センチほどで、ひょうたん形のアナゴ筒(どう)を使う。アナゴが筒の尻のほうからはいると逃げられない仕掛けになっているんだ。あらかじめ冷凍のイワシかサバ、アジのぶつ切りのエサを筒に入れて、50メートル間隔で100個余りをロープで連結しておく。エサの匂いでボウアナゴを誘うんだよ」
午後1時に出港して、漁場に到着すると全長約5500メートルの道具を流す。水深は約100メートル。日没後1時間ほど待ち、最後尾の道具から上げていく。「この漁は日暮れの1時間が勝負だな。これでアナゴがはいらないときは、何時間流しても獲れないよ」。

  

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