七五三
【しちごさん】
子どもの成長を祝い、これからの元気と成長を祈る家庭行事。三歳の男女、五歳の男子、七歳の女子が家族での写真撮影 & 食事会、神社への参拝、などを行うのが現代では一般的で(必須ではない)、明治時代に定着した。なお年齢は、昔は数え年だったが現在は満年齢で数えるのが一般的。日時も厳密に決められているわけではなく、10 月 11 月の都合のいい日でよいとされているが、11/15 にお祝いするケースが多い。毎年七五三の時期には、各地の神社に家族連れが押し寄せ、お祓いを受けて祝詞をあげてもらう光景が見られる。有名な神社はかなり混み合う。袴姿の男子、晴れ着姿の女子がきれいに着飾るのが季節の風物詩であるが、近年の節約傾向から、レンタルで済ませる場合もだいぶ多くなっている。和装でないといけないわけではなく、洋装でもまったく構わない。和服屋、貸衣装屋、美容院、写真館、ホテル、デパートなどにとってはかきいれどき。ちなみに最近ではペットの七五三詣でをする飼い主も増えている。少子化で七五三の参拝客数が低迷するなか、新たな需要を掘り起こしたい神社側の思惑も背景にあるとみられる。
JLogos編集部
| Ea,Inc. (著:JLogos編集部) 「JLogos」 JLogosID : 12665017 |