13日の金曜日
主に英語圏の多くと、ヨーロッパ地方において不吉とされる日。
日本では語呂合わせで四は死に、九は苦に通じるとして、4や9が忌み数字となっているが、外国での忌み数字として13がある。
「13日の金曜日」(Friday the 13th/1980年公開)というホラー映画のタイトルがあまりにも有名だが、「13日の金曜日」を不吉とされる理由はいくつもの説がある。
・「最後の晩餐」に、キリストを含め13人の人がいたこと、さらに、最後の晩餐を終えたキリストが、磔刑に処せられたのが金曜日だとされている。
・北欧神話において、12人の神の祝宴に、13人目の招かれざる客ロキが乱入し、バルドルを殺害した。
・キリスト教から魔女として追いやられたフリッグが毎週金曜日に悪事を企んでいた。
・1307年10月13日金曜日、フィリップ4世がフランス全土においてテンプル騎士団のメンバーたちを一斉に逮捕した。
これらはキリスト教から生まれた信仰色の強いものであるが、これを不吉とした宗教書があるわけでもなく、あくまでも民間で言われ始めたことである。
JLogos編集部
| Ea,Inc. (著:JLogos編集部) 「JLogos」 JLogosID : 12664999 |