ドロップシッピング
【どろっぷしっぴんぐ】
インターネット広告の手法の一つ。第三者のサイトから自社のサイトに顧客を誘導するこれまでのネット広告と異なり、第三者のサイト内で自社商品の注文まで取ってしまうところに特徴がある。
より具体的なドロップシッピングの流れは次の通り。まず(1)第三者のサイトにメーカー・卸問屋などのサプライヤーが商品情報を提供する→(2)サイト運営者が自ら売値を設定し自サイト内で商品の販売を開始する→(3)注文が入ったらサプライヤーが商品を発送→(4)サプライヤーからサイト運営者に卸値や手数料などを差し引いた売上金の振り込みが行われる。
商品情報を掲示するサイト運営者にとって、自分のサイト内で注文まで取ることで、在庫を抱えることなく独自のオンラインショップを運営できるメリットは大きい。もちろん、自分の付けた売値で商品を販売できる=利幅を自由に設定できる点も、一方的に広告主に報酬を決められてしまう一般的なネット広告と異なる見逃せないポイントだ。
すでにアメリカではcafepress.comなどのドロップシッピングサイトが人気を呼んでいる。日本で今後ブームとなるか否かは、魅力的な商材を抱えたサプライヤーがどれだけドロップシッピングに力を入れるかにかかっているといえよう。
JLogos編集部
| Ea,Inc. (著:JLogos編集部) 「JLogos」 JLogosID : 12660479 |