【ワールドカップ予選をめぐる64の話〜キーワード集】5章「サッカーに必要な15の鉄則」 >
ガリー・リネカー

1960年11月30日、イングランドのレスター市生まれ。地元のレスター・シティでFWとしてスターとなり、イングランド1部リーグの得点王となる。86年ワールドカップも6ゴールで得点王に輝く。技術も体格も平凡だったが、シュートチャンスを見つける目と反射神経、そして瞬間的なスピードに非凡なものをもち、ゴールを量産したが、あと1点で首位に並ぶことができたイングランド代表の得点記録には、ついに及ばなかった。現役時代を通じてレッドカードはもちろん、イエローカードも受けたことがなく、91年にはFIFAフェアプレー賞を受賞した。92年、できたばかりの名古屋グランパスと契約し、93年から2シーズンプレー。「Jリーグ」の名を世界に知らしめるきっかけになった。ただ、名古屋では故障続きで力を発揮できず、2シーズンで出場わずか18試合、得点は4にとどまった。引退後、イギリスBBC放送のスポーツキャスターとなる。
![]() | あすとろ出版 (著:) 「ワールドカップ予選をめぐる64の話〜キーワード集」 JLogosID : 8548066 |