【ワールドカップ予選をめぐる64の話〜キーワード集】1章「トルシエと2002年の記憶」 >

ＵＥＦＡチャンピオンズリーグ

ヨーロッパのクラブチャンピオンを決する大会。毎シーズン開催され、1955年に始まったヨーロッパ・チャンピオンズカップを改組し、92年にミニリーグを設ける形でスタート、のちにはチャンピオンズカップ時代の鉄則だった各国のチャンピオンだけでなく、強豪国のリーグ上位チームにも門戸を広げて人気を高めた。毎年1000億円以上の放映権収入で、出場クラブだけでなくヨーロッパ全域のサッカー界を潤す「ドル箱」の大会。07年にヨーロッパ・サッカー連盟（ＵＥＦＡ）会長に就任したミシェル・プラティニ（フランス）は、出場枠を強豪国に限らず広げるべきだとの主張をもっているが、収入減を恐れる主要クラブからの反対にあって、完全実施は難しい状況だ。

あすとろ出版 (著:) 「ワールドカップ予選をめぐる64の話〜キーワード集」 JLogosID : 8548009