【5つ星駅弁空弁】山形県 > 米沢駅
鯉弁当
【こいべんとう】

明治34年から販売している、伝説のコイの甘露煮弁当

諸説あるが、駅弁の始まりは、明治18年(1885)に宇都宮駅でという説が有力。とはいえ、宇都宮を含め、起源が噂される駅弁は今はない。そんな中で出色とも言えるのが、この鯉弁当だ。なんと、明治34年(1901)の発売で、以来現在まで連綿と続いているという、ギネスものの長寿弁当である。
メインのコイは、慶事の際に必ず出されるという、山形県置賜地方の郷土料理の甘露煮。秘伝のタレで長時間煮込んだもので、濃い飴色をした身は、川魚特有のクセがなく濃厚な味わい。そのほかにも、がんもどき、里芋やシイタケ、タケノコの煮物など、山形らしいおかずが多く楽しめる。
【問い合わせ先】
松川弁当店(まつかわべんとうてん)
電話:0238-29-0141
住所:山形県米沢市アルカディア1-808-20
【買える場所】
米沢駅売店(コンコース、ホーム)、駅前の松川弁当駅前店/1日5食限定、要予約/通年販売
価格:¥1250/1日5食限定、要予約(最新価格はご確認ください)
![]() | 東京書籍 (著:小林しのぶ) 「5つ星の駅弁空弁」 JLogosID : 8567270 |