【東京辞典】東京都23区 > 墨田区
回向院の六面六地蔵石幢
【えこういんのろくめんろくじぞうせきどう】


東京都墨田区にある文化財。墨田区両国2-8-10回向院内。総高約230cmの石幢。5石からなり、六角柱の各面に瑞雲に乗った地蔵菩薩像が半肉彫りされている。回向院第17世得行の名号、地蔵本願経の偈頌、安政の大地震(1855年10月)と翌年8月の大水の様子が刻まれている。これらの災害の犠牲者を供養するために1857年8月に建立された。墨田区登録有形民族文化財。
![]() | Ea,Inc. (著:JLogos編集部) 「東京辞典」 JLogosID : 5702206 |