【東京辞典】東京都23区 > 江東区
塩なめ地蔵
【しおなめじぞう】

江東区大島8-38-32

東京都江東区にある旧跡。江東区大島8-38-32。宝塔寺内。江戸時代の小名木川沿岸は下総国行徳の塩を江戸市中に運ぶ交通路だった。寺の前をとおる行商人が休憩して荷物の塩を少しずつ地蔵に供えたことから、「塩なめ地蔵」と呼ばれるようになる。「いぼ」のできた人が祈願して仏前の塩をもらってくると「いぼ」が治るとされ、「いぼ取り地蔵」とも呼ばれている。江東区指定有形民俗文化財。
![]() | Ea,Inc. (著:JLogos編集部) 「東京辞典」 JLogosID : 5701041 |