【東京辞典】東京都23区 > 葛飾区
松浦の鐘
【まつうらのかね】


東京都葛飾区にある鐘。葛飾区東金町5‐5地先。村の領主が龍蔵寺に寄進をしたが、明治2年廃寺となったため村の所有となり、後に区に引き継がれた。都内唯一の区有梵鐘。昔は洪水や火災などの非常時に使われた。高さ121cm・口径68.5cmで中央部など4か所に梵字を陽鋳し、周囲には銘文が陰刻されている。葛飾区の文化財に指定されている。
![]() | Ea,Inc. (著:JLogos編集部) 「東京辞典」 JLogosID : 5700781 |