MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

時事用語のABC時事用語アーカイブ > アーカイブ

坊っちゃん
【ぼっちゃん】

愛媛県松山市を舞台にした夏目漱石の小説

東京の物理学校を卒業して松山の中学校(当時)に数学の教師として赴任した主人公坊っちゃん」が赴任先の学校で出会う同僚の教師や生徒との出来事を描いた文学作品。夏目漱石が1906年、雑誌「ホトトギス」に発表した。

親譲り無鉄砲で小供の時から損ばかりしている」の一文で始まり、反骨精神に基づく痛快な勧善懲悪の物語として、多くの人々に読まれてきた。小説の舞台となった松山では、坊っちゃん団子や坊っちゃん列車など観光に取り入れて街づくりを進めている。

夏目漱石自身、1年だけ松山に英語教師として赴任したことがあって、その体験をベースフィクションとして小説化したらしい。漱石は松山で出会った高浜虚子に誘われて俳句や文学の道に進んだと言われている。

坊っちゃん」が発表されて、ちょうど100年を迎える。小説の舞台となった松山をはじめ、全国各地で記念イベントが行われている。




時事用語のABC (著:時事用語ABC編集部)
「時事用語のABC」
JLogosID : 14425288


【辞典内Top3】 新型コロナウイルス(COVID-19)防御法  新島八重  継続審議  
【関連コンテンツ】

関連辞書

福武国語辞典 カタカナ語の辞典 

関連書籍

 時事用語のABC「時事用語のABC」

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト