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適応障害
【てきおうしょうがい】

adjustment disorder
社会環境に適応できないことで引き起こされる精神病
自分が置かれた立場にうまく適応できずに、日常生活に支障をきたす病気のこと。外的要因に基づくストレスに対する過剰な反応が主な原因と考えられている。
不安や抑うつ症状などの情緒的な問題、不眠や食欲不振などの身体的な問題が出るほか、症状の進行により、遅刻・欠勤、過剰飲酒などの問題行動に発展する場合もあるという。
適応障害の治療には、周囲の環境を変えてストレスを和らげる「環境調整」をはじめ、カウンセリングを通じて気持ちの整理を図る「精神療法」、場合によっては薬物療法が必要なこともある。
宮内庁は 7月30日、皇太子妃雅子さまの病状について、適応障害との診断結果を公表した。現在の状態については「徐々にではあるが、回復の兆候がみられる」と説明している。
![]() | 時事用語のABC (著:時事用語ABC編集部) 「時事用語のABC」 JLogosID : 14425216 |