【同音異義語辞典】た行 > と
禿筆
【とくひつ】

①穂先のすり切れた筆。使い古して、ちびた筆。
[基本例]「禿筆で、字がうまく書けない。」
②自分の文字や文書をへりくだって言う語。
[基本例]「禿筆を[呵(か)]して拙文を草する(ちびた筆に息を吹きかけて書く意で、へたな文を書くこと)。」
[類語][拙文(せつぶん)]。駄文。
[同音]禿筆・特筆
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「同じ読みで意味の違う言葉の辞典」 JLogosID : 4377051 |