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日本語使いさばき辞典 >

自分のさまざまな呼称の「私」

[男女を問わず、目上の人に対して、または少し改まって自分を言うときの語]私(わたくし)・私共(わたくしども)・此方(こちら)・此方(こなた)・自分(じぶん)・手前(てまえ)・手前共(てまえども)
[男女を問わず、一般に自分を言うときの語。「わたくし」のややくだけた言い方]私(わたし)・私(あたくし)
[男性が自分と同等ならびに同等以下の者に対して]僕(ぼく)
[主として男性がややぞんざいに言うとき]俺(おれ)・己(おれ)・己(おら)・己等(おいら)
[主として男性が同等ならびに同等以下の者に対してやや尊大に言うとき]私(わし)・儂(わし)・己様(おれさま)・俺様(おれさま)・乃公(だいこう)・我(わ)が輩(はい)・吾(わ)が輩(はい)・我(われ)・吾(われ)・我儕(わなみ)・吾儕(わなみ)
[主として女性がややくだけた言い方で自分を言うとき]私(あたし)
[主として職人や下町の男性が]私(あっし)・私(わっし)・私(わっち)・此方(こち)人(と)・此方(こち)人等(とら)
[主として東京の下町の女性が用いたくだけた言い方]私(わたい)・私(あたい)
[自分をへりくだって]手前(てまえ)・手前(てめえ)・僕(やつがれ)・下名(かめい)・野拙(やせつ)・拙(せつ)・野生(やせい)・拙生(せっせい)・CID(7638)生(うせい)・CID(7638)拙(うせつ)・寒生(かんせい)・愚生(ぐせい)・不肖(ふしょう)・不敏(ふびん)・犬馬(けんば)・小生(しょうせい)・生(せい)・小弟(しょうてい)・小子(しょうし)
[老人が自分をへりくだって]愚老(ぐろう)・老生(ろうせい)
[若い女性がへりくだって]小妹(しょうまい)・少妹(しょうまい)
[自分を卑下して]戯奴(わけ)
[自分を誇って]鼻様(はなさま)
[少々ふざけ自分を誇って]鼻坊(はなぼう)
[公務員が公の場で自分をへりくだって]小職(しょうしょく)・小官(しょうかん)
[僧侶がへりくだって]愚僧(ぐそう)・拙僧(せっそう)・愚禿(ぐとく)
[武士がへりくだって]拙者(せっしゃ)・拙子(せっし)・拙子(せっす)・拙下(せっか)
[武士が同輩や同輩以下の者に対して]身共(みども)・身(み)・我(われ)・吾(われ)・我等(われら)・吾等(われら)
[武士が同輩や目上の者に対して]某(それがし)・某(なにがし)・何某(なにがし)・己(おのれ)
[主に武士が目下の者に対して]此(こ)の方(ほう)・此方(こち)
[江戸時代、遊女・芸妓などが]私(わちき)
[江戸時代、女性が自分をへりくだって]妾(わらわ)
[主として公家の男女が上下を問わず]麿(まろ)・麻呂(まろ)
[身分の高い武士などが]余(よ)・予(よ)
[君主に対して自分を言うとき]臣(しん)
[天皇や王が]朕(ちん)




あすとろ出版 (著:現代言語研究会)
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4381601


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編集:現代言語研究会
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