【四字熟語】四字熟語 > 漢籍精通の博聞強記
懲羹吹膾
【ちょうこうすいかい】

「羹に懲りて膾を吹く」。一度の失敗に懲り懲りして、不必要なほど臆病になって、石橋を叩いても渡らないことのたとえ。羹は、肉と野菜を入れて煮た吸いもの。膾は、肉類を細かく切ってあえた冷菜。吸いものが熱くてやけどしたので、以後それに懲りて冷たい膾を食べるときも息を吹きかけてから箸をつけるということ。屈原『楚辞』惜誦。
蛇に噛まれて朽繩に怖じる。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373952 |