【四字熟語】四字熟語 > 漢籍精通の博聞強記
斉紫敗素
【せいしはいそ】

禍を転じて福となす、失敗を転じて成功へと導くことのたとえ。斉紫は、斉の国の名産品で、紫色の絹地。素は、白絹で、敗素は廃物の白絹。斉紫は、たいへん高価なものだが、もとをただせば、使い古した白絹を染め直したものだ、というところから、一度だめになったものを、立派なものに仕立てあげること。『戦国策』燕策。
失敗は成功のもと。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373925 |