【四字熟語】四字熟語 > 格言ことわざ故事来歴
漁夫之利
【ぎょふのり】

当事者が利益を争っていると、第三者に横取りされてしまうたとえ。蚌が口をあけていると、鷸がきてついばみだし、蚌は口を閉じてその嘴をはさんだ。双方とも互いに意地を張って離さないでいたら、漁師がきて両方とも生け捕りにしてしまった、という話。「鷸蚌の争い」という。『戦国策』燕策。
犬兎の争い。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373822 |