【四字熟語】四字熟語 > 教育改革は質実剛健
射石飲羽
【しゃせきいんう】

精神一到、何事か成らざらんという意味。精神を統一して、一所懸命、必死で事に当たれば、どんなことでもできる。楚の熊渠子が、夜歩いていたとき、暗闇にうずくまっている虎らしきものを見つけ、弓を引きしぼり矢を射た。手応え十分、だが近づいて見て驚いた。それは石であり、しかも矢の羽根までも深く射込んでいた(石が羽を飲むように)ことを知った。このとき彼は必死だったからである。ここから、懸命に事に当たれば、何事も成就することができるというたとえになった。『韓詩外伝』六。
一念、岩をも通す。一念通岩。思う念力岩をも通す。石に立つ矢。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373473 |