【四字熟語】四字熟語 > 文人墨客の意匠惨憺
洛陽紙価
【らくようしか】

「洛陽の紙価、これが為に貴し」という。自分の本がベストセラーになること。晋の詩人左思が「三都の賦」を作ったとき、評判が高く、貴族や高官があらそって書き写させた。当時はまだ印刷技術はなく、ただ写本をつくるよりなかったので、紙がとぶように売れ、ついに洛陽の紙の値段があがってしまったという。『晋書』文苑。左思伝。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373332 |