【四字熟語】四字熟語 > 文人墨客の意匠惨憺
月下推敲
【げっかすいこう】

詩文の字句をあれこれ練り直す意の”推敲”の語源。唐の詩人賈島(七七九~八四三)が、驢馬に乗って作詩中「僧は推す月下の門」の句を得て、「推す」を「敲く」に改めようかと思案しているうちに、韓愈の行列にぶつかってしまった。非礼をわび事情を話すと、韓愈は「敲く、がよかろう」と教えた故事。『唐詩紀事』四十。
練字練句。斟字酌句。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373320 |