【四字熟語の辞典】し >
主客転倒
【しゅかくてんとう】

【意味】本来の立場や物事の軽重などが逆になること。主となるものと付随しているものとの位置関係が入れ替わること。
【用例】●A氏の講演で人を集めておきながら、スポンサーの宣伝が主で、講演が従の時間配分とは主客転倒も甚だしいではないか。外国人を京都に案内したら、向こうのほうが詳しくて、こちらが説明を聞く始末。思いがけない主客転倒に恥ずかしくなったよ。
【出典】里見UNI(5f34)『大道無門』
【注意】「顛倒」とも書く。「主客」は「しゅきゃく」とも読む。
【誤り】主|格転倒
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 5560550 |