【四字熟語の辞典】ぎ >
疑心暗鬼
【ぎしんあんき】

【意味】疑いの心を持つと、いるはずのない暗がりの鬼まで見てしまう、という意から、疑いのために何も信じられない不安な状態。
【用例】●特に若い時には、仕事が思うようにはかどらなかったり、信頼していた人に裏切られたりすると、人間不信に陥って、すべてに疑心暗鬼を生じてしまうということがあるものです。一度約束を反故にされてからは、彼に対して疑心暗鬼が募り、彼の会社と契約を結べなくなってしまった。
【出典】『列子』説符注
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 5560250 |